女子高生ヒスイの一日。
昼休み。屋上でお弁当。
「そりゃ、恥ずかしくて“先生”はできないけど・・・だからってわざわざ“生徒”しなくても」
「う〜ん。でも家に誰もいなくなっちゃうし」
コハクが少し困った顔で笑う。
コハク。トパーズ。オニキス。
男三人が臨時教員として赴任した。
モルダバイトの教育機関を脅かす深刻な教師不足はすっかり慢性化し、ついに身内で補う事態となったのだ。
「でも生徒って歳じゃないし」
学校嫌い〜・・・と、ヒスイがぼやく。
転入して一週間。友達ができる気配もない。
「可愛いからいいよ。歳なんて関係ない」
笑いながら、コハクが腕時計を見た。
その仕草にぎくっ。
「だっ、だめだよ!昨日も午後の授業出そびれ・・・」
「大丈夫。大丈夫。オニキスの授業だから」
「でもぉ〜・・・」
「昼休みにコレやっとかないと、どうも調子が悪いんだ」
コハクは話を適当に聞き流してヒスイを押し倒した。
(あ〜・・・空が青い・・・)
制服を脱ぎ捨てて、いつものように場所も選ばず愛し合う。
ぬちゃっ。くちゃ。
「あ・・・おにいちゃ・・・んっ・・・」
そこで唇を塞がれる。
「・・・ここでは“先生”でしょ?」
「せ・・・んせ・・・・・・」
かぁぁ〜っ。
ヒスイの顔が赤くなる。
「ん?」
「もう・・・ひるやすみ・・・おわっちゃ・・・うよ・・・」
ちゅくっ。ちゃぷっ。
「んっ・・・あと5分あるよ」
照りつける夏の日差しの下、時計を見ながら突き込む速度を調節。
出入りを繰り返すコハクの肉棒にはねっとりとヒスイの愛液が絡みついていた。
夜に比べて控えめな息づかいも。肌に浮かぶ汗も。
ヒスイの何もかもが美しく愛おしい。
「もう少し我慢してね」
「はっ・・・ぁ」
「・・・ヒスイと・・・少しでも長く繋がっていたいから」
お題:しょこ 様
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