「へぇ・・・ここで一週間過ごすのね」


エクソシスト教会の任務で、二人は田舎町アイアンへやってきた。
モルダバイト領内ではあるが、田舎も田舎、大田舎だ。
酪農中心の小さな村・・・その割に教会は立派で。
この村は、信心深いことで有名だった。
そのため、神父の存在は必要不可欠であり。
この度、エクソシスト教会から派遣した神父が、所用で村を離れることになったので、その間の代理神父としてトパーズが任命されたのだ。
滞在中は、教会内の空き部屋を使わせてもらうことになっていた。
質素だが生活に必要なものは一通り揃っていた。ベッドもある。
「・・・悪くない」と、トパーズ。
のどかな田舎町で、一週間の出張任務。
教育の現場を離れ、久々にのんびりできそうだ。
神父として、教会の管理と、午後1時から4時まで懺悔室で迷える子羊を救うのが主な仕事内容だが、モルダバイトでの忙しさに比べたらどうということはない。
休暇と同じだ。ヒスイをシスターとして同行させ、無論、セックスしまくる予定である。



「下脱いでこっちこい」
ベッドにシスターヒスイを呼び付けるトパーズ。
「うん」
ヒスイは頷き、パンツを脱いで、ベッドに飛び乗った。
「座ったまま脚を開け」というトパーズの言葉に従う。
トパーズはヒスイの黒衣を捲り上げ、割れ目に指を入れた。
「あ・・・ん」
指先でヒスイの膣前庭を探る・・・平らな肉面に、尿道口と膣口が並んでいる。
くちゅ・・・早くも濡れ音が鳴った。
「ふっ・・・ん」
向かい合わせで性器を弄られるのは正直恥ずかしい。
ヒスイは赤い顔で俯き・・・それでも、両脚はしっかり開いてトパーズの愛撫を受けた。
「は・・・ん・・・ぁ」
泡立つ膣口。
「ん・・・ッ・・・!!
トパーズの器用なことと言ったら。
「はふぁ・・・ん」
堪らずヒスイの口から快感の吐息が漏れる。
わずか数分の愛撫で、シーツには大きな染みができていた。
「んッ・・ん・・・トパ・・・」
ペニスを求め、ヒスイが濡れた膣口をヒクつかせる。すると。


「お前の相手はこいつだ」


と、トパーズが持ち出したのは・・・バイブ。
スケルトンタイプの亀頭。その中に、謎の液体が入っている。
雁から下は一部蛇腹になっていた。
「え・・・?」ヒスイは両脚を開いたまま唖然としている。
「ちょっ・・・トパ・・・っ!?ひぁ・・・」
ベッドに上体を押し倒されたかと思うと、二本の指でガバッと膣口を拡げられ。
そこに人工の亀頭を埋め込まれた。
「うぐ・・・ッ!!」
何がなんだかわからないまま、本体のスイッチを入れられ。
「ひ・・・ッ!!あぁぁぁッ!!」
膣が激しく震動する。下腹に重く響いた。
「ああッ!!や・・・」
ペニスとは明らかに違う、バイブならではの震動数。
嫌がりながらも、感じてしまう。
「んッ・・・あッ・・・ああぁんッ!!あッあ!!あ・・・ッ!!はぁ・・・んッ!!」
(やだ・・・なんで・・・)
バイブの挿入を屈辱に思いながらも、よがり声が出てしまうのだ。
愛液も問題なく出続けていた。
「あッ・・・あッ・・・いッ!!!」
バイブを膣に納めたまま、腰を揺らし始めたヒスイを見たトパーズは・・・


「まだイクな。お楽しみはこれからだ」


ぐりんっ。バイブをヒスイの最奥へ捻じ込んだ。
「あうッ!!!」
いつもと少し形の違う亀頭に子宮に押し上げられ、呻くヒスイ。
「ひぁうんッ!!あ・・・ああ・・・」
(ど・・・しよ・・・こんなの・・・はじめて・・・)
竿は震動したまま、膣奥で亀頭が回転し始めたのだ。
ぐりんぐりん、子宮口を執拗に責めてくる。
「あ・・・あぁぁッ!!」
(さっきから・・・そこ・・・ばっかり・・・)
ヒスイが最も感じる場所をトパーズも知っているのだ。
しかも、それは序の口で。
「!!な・・・なんかでて・・・んうッ!!!」
バイブであるはずが、その先端から射精を思わせる噴出があった。
「媚薬だ」と、トパーズ。ヒスイの顎を掴み、言った。


「これからもっと気持ち良くなる。死ぬほど、な」


「あ・・・ッ!!!」
回転が止まると、今度は蛇腹が伸縮し、亀頭部がピストンし始めた。
「ひッ!!あッ!!あッあぁぁぁぁ!!」
媚薬を出しながら突いてくるのだ。想像を絶する快感だ。
感度は何倍にも増し、愛液の量も尋常ではない。
「あ・・・ひッ・・・!!や・・・!!!あぁぁん・・・ッ!!」

ドッドッドッ・・・グチュッグチュッグチュッ・・・

媚薬の滲み込んだ子宮口を、硬い亀頭で捏ね回され。
本当に死ぬかと思うくらい気持ちが良かった。
「あン!!あ!!あンッ!!あぁぁッ・・・!!あ・・・」
エクスタシーの連続・・・ヒスイが何度イこうが、バイブは休まず動き続ける。
本体の震動に加え、先端回転、媚薬散布、そしてピストン。
入口から奥まで、どこもかしこも刺激され。
「あッ!あッ!あッ!あッ・・・!!」
バイブ相手に、ヒスイは乱れに乱れた。
「ああッ・・・あぁぁんッ!!も・・・やめ・・・しんじゃ・・・」
一方トパーズは余裕たっぷりで。煙草に火を付けた。
「タイマー式になってる」
動作プログラムまでしっかり組んであるという。
「止まったら抜いてやる。それまでは、ソイツとイキまくれ」



20分後・・・

はぁっ。はぁ。はぁ。
(やっと終わったぁ〜・・・)
ヒスイはベッドでぐったりしていた。
(も・・・やだ・・・)
枕に顔を埋める・・・思い出すと泣きたくなってくる。
しかも。どこか・・・物足りない。
(やっぱりちゃんとトパーズのでしてもらいたいな・・・)
その時不意に、お尻を掴まれ、ビクッ!
「な、なに?」
「後ろから挿れてやる。尻出せ」
「うんっ!」
ベッドの上で、交尾のポーズをとるヒスイ。あまりの嬉しさについお尻を振ってしまう。
「・・・アレはずいぶん悦かったみたいだな」
フニャフニャになっているヒスイの陰唇を引っ張って笑うトパーズ。
「あ・・・トパ・・・ん・・・」
ヒスイはブルンと震えてペニスを待った。
「あ・・・はぁ・・・」
ぐりんっ。先端で膣口の輪を広げられ。挿入開始だ。
「んッ・・・!!」
(すご・・・ガチガチ・・・トパーズのってこんなに硬くなるんだ・・・なんかプラスチックみたいな・・・ん???)
「!!」
(ちがう・・・っ!!何これ・・・っ!!)
バイブだ。プラスチック製の。
「クク・・・挿れてやるとは言ったが、オレのとは言ってない」
「トパーズっ・・!?あぁッ!!」
膣と、クリトリスと、アナルに衝撃が走る。
次に挿入されたのは、なんと三つ又のバイブだった。
膣用の太い幹から、先端がV字になったクリトリスを挟む枝と、アナルを突く枝が伸びているものだ。
「い・・・ッ!!!」
バックから三点同時責め。それがまた震動するのだから堪らない。
「あッあ!!」
クリトリスは、即快感。膣を濡らし、敏感にする。
アナル刺激も膣を興奮させるのに一役買った。そして・・・
「あ、あぁぁあああッ!!!」
昂った膣内でバイブ本体がウネウネと動く。
さっきとは違う、波打つような動きだ。
「んッ・・・うう・・・ううんッ・・・あッあ!!」
ヒスイの膣は再び大濡れとなった。
「くッ・・・う・・・」
ベッドに平伏し、シーツを噛んで悶絶・・・その時。


「神父さま〜?おるべか〜?」


村の若い男が教会を訪れた。どうやら懺悔をしにきたようだ。
懺悔室の小窓の向こうでトパーズが来るのを待っている。
「・・・・・・」
仕事は仕事だ。神父としてきたからには、無視する訳にもいかず。
トパーズはヒスイの膣からバイブを抜いた。
「は・・・ぁ・・・トパ・・・?」
「ついてこい」
ヒスイを連れ、懺悔室に移動したトパーズ。
懺悔を聞くため、椅子に座り、ヒスイを床に侍らせた。
黒いズボンのチャックを下ろし、勃起ペニスを出すと・・・
「咥えて待ってろ」
「うんっ!」
(次こそこれだよねっ!!)
ヒスイらしい前向きな解釈でペニスをぱくり。
フェラチオにもいつも以上に熱が入る。
竿をはむはむ・・・唇で愛撫し。裏スジを舐めて。亀頭を口に含む。
「・・・・・・」
懺悔を聞きながら、トパーズは、ペニスを夢中で頬張るヒスイを見下ろし。


(そうだ・・・もっと欲しがれ。オレを)


これまで、ペニスに不自由することなどなかったであろうヒスイに、もっと強く求められたい。
他の男に抱かれてきた過去への嫉妬だ。簡単にくれてやるものかと思う。
「!?トパーズ、だめ・・・っ!!」
射精の気配を察し、ヒスイがペニスを口から出した途端。
「ぷは・・・っ!!」
ブシュアッ!!顔射。
「・・・・・・」(あれ???なんでこうなるの???)
精液の付着した睫毛をぱちぱちしながら、ヒスイは呆然としている。


「神父さまぁ、ありがとうごぜぇました」


神父としてひと仕事終えたトパーズは席を立った。
「トパ?どこ行くの?」
「フロ」
「!!私もっ!!」(今度こそ本番ね!!)
懲りないヒスイ。精液で汚れた修道服を脱ぎ捨て、トパーズの後を追う。
(お風呂でするんなら、そう言ってくれればいいのに・・・)
テレテレしながら、浴室へ。すると。
嬉しいことにトパーズは待っていて。ヒスイを背後から抱きしめた。
「あ・・・トパ・・・ん」
後ろから腕を回し、ヒスイの胸を揉む。
「ふぁ・・・」
乳首を摘んで乳搾り。それから耳を甘噛みし。
乳輪のぽつぽつしたところまで、惜しみなく愛撫する。
「ん・・・ッ!!!」
その指戯に、ゾクゾクする。鳥肌もののテクニックだ。
「あふぅ・・・」
すぐに愛液がヒスイの内腿を伝った。
立っているのも辛くなって、ヒスイはタイルにへたり込み、言った。
「も・・・ほし・・」
それを聞いたトパーズはニヤリと笑い。
「・・・よし、脚開け」と、ヒスイに両脚を開かせた。
「ん・・・」
今度こそ本物を貰えると、期待するヒスイだったが・・・
「!?」
正面からバイブが近付いてくる。


「ホラ、悦べ。新しい男だ」


「!!や・・・ッ!!やだッ・・・入れな・・・ひッあ!あぁあ!!」
片足を掴んで動きを封じ、嫌がるヒスイに強制挿入するトパーズ。
その膣を三人目の男に蹂躙させる。
「んく・・・ッ!!」(やだ・・・なにこれっ・・・!!)
防水パールタイプ。本体に粒がいっぱい詰まっている。
図太い棒の円周に沿って、それが回転しているのだ。
見た目は苦瓜のようで、これまでで一番グロテスクだった。
ぐちゅちゅちゅちゅ・・・粒の回転に合わせて結合部が鳴る。
「あ・・・あああ・・・」(お腹のなかで・・・ボコボコしてる・・・)
気持ち悪いのに、気持ちいい。
「う・・・うぁ・・・」
ヒスイが戸惑っていると。
膣内で稼働中のバイブを、トパーズがその手で前後に動かした。
「どうした?こいつは気に入らないか?」
ズコズコ、ズコズコ、粒パールが膣壁に強く擦れ。
「い・・・ッ!!やぁ・・・ッ!!あぁぁぁッ!!」
不本意な快感に泣き叫ぶヒスイ。
「そうだ、もっと泣け」
トパーズは・・・楽しそうだ。


「あッ!あ!あんッ!!あ!あぁぁぁ!!!」


ヒスイをタイルの上に寝かせ、押し込んだバイブで更に奥を抉る。
グリ・・・グリグリ・・・
「ひッん!!」
ガクガク、ヒスイの下半身が揺れた。
(こんなのにイカされるなんて・・・やだけど・・・)
こんなに奥まで挿れられてしまっては、絶頂を共にするしかない。
「ああッ・・・!!あッあッあッ!!」
仕方なく、膣をバイブに委ね。ヒスイは大きく脚を広げた。
愛のない三人目の男とイク覚悟をしたのだ。
「あッ!!う・・・ッ!!トパー・・・ズの・・・いじ・・・わる・・・」
そう言って、ガクリ。ヒスイはついに失神した。



「・・・・・・」
トパーズは失神したヒスイを抱き上げ、ベッドに向かった。
横にならせ、額の汗を拭ってから、顔を近付け、唇にキス。
フレンチキスでヒスイが目覚めないことを確認し、それからたっぷりと、ディープなキスをする。
意識があれば、たぶんそれは甘く蕩ける極上のキス。
とはいえ、愛しさと同じ分だけ苛めたくなる鬼畜の性で。
愛のくちづけは、ヒスイの知らないところで済ませ、耳元で囁く。


「・・・明日も覚悟しとけ」




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